ニキビとピル

ニキビに関しては私自身がとても悩まされてきたものでもあるので、医師としてだけではなく、個人的な体験談としてお読みください。

もともとニキビはできやすいタイプでしたが研修医時代とてもニキビがひどい時がありました。目の周り以外は顔と背中、デコルテありとあるゆるところにニキビができていました。研修医時代の生活はとても不規則でニキビができていても仕方がないと思っていたような気がしますが研修医時代と言えばお年頃の時期ですので、同じようにニキビ肌の看護士さんと相談し、まず行ったことはビタミン剤を内服することでした。全く効果なかったです。次に行ったことは同じ病院の皮膚科の医師に相談です。先輩のクリニックを快く紹介してくださり、ピーリングをしたと思います。少し、肌触りはよくなりましたが、1回の当直で元に戻りました。


しばらく藁をもつかむ思いで、ビタミン剤を内服し、行けるとき(かなり不真面目)には皮膚科を受診し、ニキビにいいという化粧品を聞いては変更する。肌がきれいな人を見ては何の化粧品を使っているか聞くを繰り返す日々でしたが、ニキビは一向に良くなりませんでした。


そんなニキビとの戦いをつづけ2.3年たったころ製薬会社のピルの説明会でニキビへの副効用を知りました。実はこんな近くにニキビの治療薬があったなんて!目からうろことはこのことです。

早速、先輩医師にお願いし、処方してもらったところ、嘘のようにニキビは改善、生理は順調、生理痛も改善し、灯台下暗しであったと身をもって感じました。これを機にピルを用いたニキビ治療に積極的に取り組んでいくのですが長くなるので一旦はここで終了します。

アヴェニュー ウィメンズクリニック's Ownd

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